初回利用設定(配信元メールアドレス設定~DNS認証)の手順

 

メール配信機能は、【2025年1月8日(水)21時】をもって提供を停止いたします。
詳しくは、こちらのお知らせページをご参照ください。
※新規のご利用申請は12月26日(木)17時までとさせていただきます

初回利用設定へお進みいただく前に、下記をご確認いただきますようお願い致します。

本操作は「管理者権限のメンバーに限定しております。

(一般権限の場合には操作画面は表示されません。)

アカウント権限に関する詳細は、メンバーの権限を変更するをご参照ください。

配信元メールアドレスは1アカウントにつき、1メールアドレスのみ登録可能です。

一つのアカウントに対して、配信元メールアドレスを複数登録することはできません。
複数のメールアドレスを用いてメールを配信したい場合には、その都度、配信元メールアドレスを変更いただく必要がございます。

配信元メールアドレスの変更は、配信元メールアドレスを変更するをご参照ください。

<配信元メールアドレスのおける補足事項>

複数アカウントにおいて、同一メールアドレスを【配信元メールアドレス】として登録することはできません。

複数アカウントにおいて、配信元メールアドレスを登録したい場合には、それぞれメールアドレスをご用意いただく必要がございます。

 

※ 同一ドメインのメールアドレスは登録可能です。

有料プランAでは「sales@baseconnect.in」を登録、

有料プランBでは「marketing@baseconnect.in」を登録、

など各アカウントにおいて、同一ドメインのメールアドレスを配信元メールアドレスとして登録することは可能です。

DNS(Domain Name System)とは

DNSとはインターネット上でドメイン名を管理・運用するために開発されたシステムです。具体的には、名前解決(ドメイン名とIPアドレスを結び付ける処理)を目的としています。

※ Musubuでは「SPF認証」と「DKIM認証」の2つのDNS認証を採用しています。

DNS認証を含む、メール配信機能をご利用いただくための初回利用設定は、配信メールがなりすましによる迷惑メールと判定される可能性を低くするための設定です。

Musubuでは、配信元メールアドレスの登録DNS認証が完了した時点で、メール配信機能をご利用いただくことが可能です。

一部のメールサーバーの設定やプランによってはメール配信機能をご利用いただけない場合がございます。
メール配信機能をご利用いただけない場合の返金は致しかねます。

ご契約前に詳細確認をご希望の場合には、お問い合わせフォームよりお問い合わせください。

■ DNS認証を設定する目的

配信元メールアドレスのドメイン認証を設定せずにMusubuを利用してメール配信を行った場合、開封率の低下やドメインの信頼性の低下が懸念されます。

1.メールの開封率が下がらないようにする

Musubuを利用して配信されたメールが、配信先の受信サーバによって「なりすましによる迷惑メールである」と判定される可能性が高くなります。迷惑メールとして判定されたメールは、配信先の受信メールボックスに表示されなくなることがあります。この結果、配信されたメールが開封される確率が下がります。

2.通常のメール送信に支障がないようにする

メール配信先のサーバ設定によっては、迷惑メールを繰り返し送ってくるドメイン自体のことを疑わしいドメインとして判定することがあります。この場合、該当するドメインからの全てのメールが迷惑メールとして判定されます。お客様ご自身のメールアドレス、或いはお客様社内の別の方のメールアドレスから通常通りにメールを送信した場合でも、迷惑メールとして判定されてメールが正常に届かなくなる恐れがあります。

お客様のドメインを管理するDNSサーバーによって、DNS認証の設定方法が異なるため、設定に関しては、お客様の配信元メールアドレスのドメイン(設定するメールアドレスの@以降)のDNSサーバーを管理されているご担当者様にお問合せください。


 

■ 初回利用設定の手順

設定の手順は以下の通りです。

【STEP1】 配信元メールアドレス(Fromとなるアドレス)の設定

「メールアドレスの登録はこちら」をクリックすることで、設定画面が表示されます。

01-Mar-27-2023-06-32-37-4725-AM

<配信用メールアドレス登録画面が表示されないときは・・・>

メール配信機能の初回利用設定時におきましては、事前に配信先となる企業リストを作成いただく必要がございます。

下記画面が表示される場合には、企業リストを作成後に初回利用設定へお進みいただきますようお願いいたします。

02-Mar-27-2023-06-32-49-6951-AM

※ 企業リスト作成に関するヘルプページはこちら

1.配信元メールアドレスを登録する

「配信元(From)も設定するメールアドレス」の項目をクリックすることで、メールアドレス入力画面が表示されます。メールアドレス入力後に「確認メールを送信する」をクリックします。

配信元メールアドレスには@gmail.com などのフリーメールアドレスはご利用いただけません。 

スクリーンショット 2023-03-27 15.33.36

2.配信元メールアドレスを認証する

配信元に設定したメールアドレス宛に、以下のような確認メールが送信されます。

メール内の【確認用URL】をクリックすることで、配信元メールアドレスの認証が完了=配信元メールアドレスの登録が完了です。

有効期限内に【確認用URL】をクリックいただき、配信元メールアドレスの登録を完了させて下さい。

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◆認証メールが届かない場合

迷惑メールフォルダへ振り分けられている可能性がございます。

お手数ですが、受信トレイ内を再度ご確認いただき、認証メールが届かない場合には、再送手続きをお試しいただきますようお願いいたします。

また、上記をお試しいただいた上で認証メールが届かない場合には、詳細を確認いたしますので、お問い合わせフォームよりお問合せください。

【STEP2】 DNS認証の設定

1.DNSサーバに設定する情報を確認する

配信元メールアドレスの設定(STEP1)が完了すると、DNSサーバに設定していただく情報が表示されます。※DNSサーバに設定するCNAMEの情報が3件表示されます。

設定値が表示されない場合は配信元メールアドレスのドメインに問題がある可能性がございますので、お手数ですが、お問い合わせフォームよりご連絡下さい。

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<CNAMEとは>

DNSを正常に動作させるには、「DNSレコード」と呼ばれる設定情報の記述が必要です。DNSレコードのうち、「CNAMEレコード」とは、ドメインやホスト名の別名を定義するためのレコードです。

2.ご利用のDNSサーバへの設定追加

DNSサーバに、STEP2の1. でご確認いただいた、3つのCNAMEレコードを追加してください。

設定値には「TYPE」「HOST」「DATA」がございます。

ドメインホスティングサービス各社の設定画面の対応する設定値を入力してください。
Musubuの画面に表示されている設定値の他に、TTL(レコード情報の有効時間)の設定がある場合がございます。こちらも、各社のマニュアルに従って設定して下さい。

  • ご利用のドメインホスティングサービスによって、設定方法が異なります。CNAMEレコードの追加方法は各社のマニュアルをご確認ください。
  • ご利用のDNSサーバにログインしていただく必要があるため、ログイン情報を把握されている方、ログイン権限をお持ちの方にご依頼下さい。

【STEP3】 DNS認証のチェック(有効化)

正しくSTEP1〜STEP2 の設定が行われていた場合、数時間〜48時間程度で、DNS認証が完了します。

STEP2の実施から数時間経過後に、画面上の「STEP3 メール利用設定の完了」の枠内にございます「DNS認証のチェック(有効化)」のボタンをクリックし、お客様のDNSサーバに正しくCNAMEレコードが追加されていることをご確認下さい。

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問題なく設定が完了しておりましたら、以下の画面表示となり、メール利用設定が完了です。

スクリーンショット 2023-03-24 13.47.58

<DNS認証のチェック(有効化)時の注意事項>

  • DNSレコードの設定反映に最大48時間程度かかる場合がございます。STEP2 の手順の後、数時間経過してから「DNS認証のチェック(有効化)」ボタンをクリックしても有効化されない場合は、恐れ入りますが、再度数時間あけた後に、改めて「DNS認証のチェック(有効化)」ボタンのクリックをお試し下さい。
  • 48時間経過しても有効化できない場合は、DNSの設定に誤りがある可能性がございますので、DNSサーバのCNAMEレコードに設定値が正しく設定されているかをご確認下さい。

 

DNS認証のチェック(有効化)が完了しない場合のトラブルシューティング

【CASE1】設定したDNSレコードに誤りがある
ご設定いただいたDNSレコード(CNAMEレコード)に誤りがある可能性がございます。DNSレコードの登録内容を確認下さい。

【CASE2】DNSレコードのドメインが自動的に変換される
レジストラによっては、DNSレコードの末尾にトップレベルドメインを自動的に付加するものがあります。例えば、CNAMEレコードに"email.domain.com" のドメインを登録した場合、自動的に"email.domain.com" 変換されるようなケースです。DNSレコードを追加する際は既存のレコードの規則に従ってください。

【CASE3】レジストラでアンダースコア( _ )が使えない
DNS認証で生成されるDNSレコードにはアンダースコア( _ ) を含みますが、ご利用のレジストラによっては、ゾーンファイルでアンダースコア( _ ) を使えない場合があります。お客様がドメインを取得したレジストラにより、Musubuのメール配信機能をご利用いただけない場合がございます。

【CASE4】DNS設定の箇所が異なっている
ご契約のドメインホスティングサービスとメールサーバーに、ネームサーバーの向きを確認し、設定箇所に誤りがないかを確認いただくことで解決する場合がございます。

※レジストラとは…
新しいドメイン情報の申請を受付け、ドメインを管理するDBに登録する事業者です。レジストラが直接ドメインを販売している場合と、レジストラの代理店がドメインを販売している場合がありますので、詳細はご利用のドメインホスティングサービス各社にお問い合わせください。

詳しくは、メール配信機能に関するよくある質問をご参照ください。