メールの配信レポートを確認する

■はじめに

Musubuでは2021年9月のメール配信機能のメンテナンスに伴い、メール配信を行うにはDNS認証の設定が必須となりました。

2021年9月以前にメール配信を実施し、その後DNS認証が未完了の場合も過去の配信履歴や配信レポートを確認することは可能ですが、新たにメール配信を実施する場合は、DNS認証の設定が必要です。

DNS認証が未完了の場合、メール配信画面にてエラーメッセージが表示されます。)

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■配信レポートの確認方法

配信済みメールの一覧上において対象となるメールをクリックすることで、メール配信のレポート画面を確認することができます。


■配信レポート上で確認できる項目

  1. 配信数の内訳
  2. 配信失敗・迷惑メール・配信停止の内訳
  3. 配信メール内容

 

 

①配信数の内訳

配信成功数や開封数、リンククリック数の内訳を確認することができます。

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項目名 詳細
配信成功 配信先に到達したメールの件数
開封率 配信成功メール数に対する開封済みメール数の割合
リンククリック率

配信成功メール内のリンクがクリックされたメール数の割合

クリックされたリンク

配信成功メール内のリンクがクリックされた回数

 1リンクにつき1回のみカウントします。

※ 同一企業において複数回クリックした場合、カウント対象にはなりません。

配信成功後・開封後・リンククリック後において、配信停止となった場合には、カウント対象から除外されます。

②配信失敗・迷惑メール・配信停止の内訳

配信失敗、迷惑メール、配信停止にカウントされたメールアドレスは自動的に配信除外メールアドレスへ追加されます。

配信除外メールアドレスへ追加されたメールアドレスについては、次回から自動的に配信対象から除外されます。

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Musubuのメール配信機能では、配信失敗・迷惑メール・配信停止となったメールアドレスは自動的に「配信除外メールアドレス」へ追加されます。

詳細は下記案内をご参照ください。
▶︎ 配信除外リストについて

 

 

③配信メール内容

配信当時の情報(配信先、配信日時、件名、本文)などの情報を確認することができます。

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◆この記事に関してよくある質問

Q:開封率はどのように検知しているのですか?

A:開封済みの検知につきましては、HTMLメールに含まれているトラッキングコードを元に算出しております。そのため、テキストメールで受信された場合等においては開封の有無が確認できない可能性がございます。

Q:昨日より開封率が減少しているのですが、なぜですか?

A:配信成功後に受信側で配信停止を選択された場合や、迷惑メールへ分類された場合には、リンククリック率のカウント対象から除外されるため、数値が変動する場合がございます。

Q:未開封の状態でリンククリック済みとなっている企業があるのはなぜですか?

A:リンククリック率のみ反映される場合には、下記のようなケースが考えられます。

 

①開封率/リンククリック率の検知において逆転が発生している
一部のメーラー(またはセキュリティ設定)においてはメールを開封する際に、
「画像表示を許可しますか」といった内容のアラートが表示される場合がございます。
こちらを許可せずに本文中のURLを踏んだ場合、開封カウントが行われないままにリンククリックされたという挙動となります。
※リンククリックを行った後に画像表示を許可した場合は、リンククリック→開封といった打刻の逆転が発生します

②タイムラグが発生している/通信状況に問題が生じている
「開封を検知してからMusubuのレポート上に情報が反映されるまでにタイムラグが発生している」または「先方にメールが届いていたとしても、通信の問題などで「送信失敗」のステータスとなり、開封を検知できない状態となっている」可能性がございます。
※仮に送信が成功していたとしても、送り先から「送信失敗」のステータスが返ってくる場合がございます。

③ウィルスソフトがURLをチェックしている
受信されるお客様のパソコン内にウィルスソフトがインストールされている場合、
ウィルスソフトが事前にメール本文内のURLをクリックして中身をチェックしている場合がございます。

なお、上記のようなケースにつきましては、メール配信先の企業様が利用されているメールシステム起因による事象であり、Musubuメール配信機能をご利用いただくユーザー様全てにおいて発生しうる可能性がございます。